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【つぶやき】

家づくりで失敗しやすい落とし穴

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多くの人が勘違いしている「家づくりのお金の話」

家づくりのご相談でよく聞くのが、
「〇〇万円くらいで家は建てられますか?」という質問です。

実はここに、家づくりで失敗しやすい落とし穴があります。
今回は、家づくりにおける本当の総額について分かりやすくお伝えします。

 


「建物価格=家の値段」ではありません

広告やチラシでよく見る
「本体価格〇〇万円」という表記。

これは建物そのものの金額であって、
実際に住める状態になるまでには、他にも費用がかかります。


注文住宅にかかる主な費用内訳

① 建物本体工事費

  • 基礎・構造・屋根・内装など

  • 工務店や仕様によって大きく差が出る部分

② 付帯工事費

  • 外構工事(駐車場・フェンスなど)

  • 給排水工事・電気工事

  • 地盤改良工事(必要な場合)

③ 諸費用

  • 設計費・申請費用

  • 住宅ローン手数料

  • 登記費用・火災保険

  • 各種税金

👉 この②③を合わせると、
建物本体価格の20〜30%程度になるケースが多いです。


「総額」で考えることが、後悔しないコツ

例えば、
建物本体が2,000万円の場合、

  • 付帯工事・諸費用:400〜600万円
    総額:2,400〜2,600万円

「思っていたより高い…」と感じる方も少なくありません。

だからこそ、最初から総額で予算を考えることが大切です。


月々の支払いから逆算するのがおすすめ

家づくりの予算は、
「借りられる金額」ではなく
**「無理なく返せる金額」**から考えましょう。

  • 月々いくらなら安心か

  • 将来の教育費や車の買い替え

  • 生活費や貯蓄

これらを踏まえた資金計画が重要です。

工務店に相談すれば、
ライフプランを考慮した資金計画も一緒に整理できます。


安さだけで決めると、結果的に高くつくことも

「とにかく安く建てたい」と思うのは当然ですが、

  • 断熱性能が低く光熱費が高い

  • メンテナンス費用がかかる

  • 住んでから不満が出る

といったケースもあります。

初期費用+住んでからの費用を含めて考えることが、
本当の意味で「お得な家づくり」です。


まとめ|お金の不安は、早めに解消しましょう

家づくりのお金は、

  • 分かりづらい

  • 聞きづらい

  • 後回しにしがち

だからこそ、最初に整理することが大切です。

「自分たちはいくらの家が建てられるのか」
それを知るだけでも、家づくりはグッと現実的になります。


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